ごあいさつ
令和3年10月31日、永福山傳因寺第16世住職を継職させていただきました。
約500年歴代の住職、坊守、ご門徒のご尽力を始め、お育てをいただいた有縁の皆様に篤く御礼申し上げるとともに、心から敬意を表します。
今、お寺を取り巻く環境は、いよいよ厳しい時代に突入しています。超高齢化、人口減少、核家族化など、お寺の存在意義そのものが問われていく時代です。しかし、社会がさまざまに変化しても私たちの「生死」の問い、お念仏のみ教えは「心の拠りどころ」となって生き続けています。
「聞法の道場」として、坊守をはじめ、役員のみなさま、ご門徒の方々と、地域に一層根差し、観でも悲しみもみんなで分かち合うお寺にしたいと思っています。